武器の10題

01.震える銃口
02.眼前の切っ先
03.セーフティはとうに外れた
04.どんな毒よりも貴方の欠落が、
05.錆びついたナイフ
06.爆発まであと2秒
07.女の涙は最強の武器
08.狙え、その左胸を
09.鉄臭いそれは嗅ぎ慣れたもので、
10.ジャム

セーフティ…拳銃の暴発・不注意による発砲を防ぐための安全装置。これが上がっていると撃つことはできない。
ジャム…弾詰まりのこと

(2006/??/??)

























武器の10題

01.百発の銃弾よりもその一言が僕を殺す
02.花束の鉄槌
03.世界で一番優しい兇器
04.さああとは引き金を引くだけ、
05.その刃以上に怖いもの
06.砂糖細工の弾丸
07.飴が鞭
08.綿菓子よりも甘い毒
09.天使の牙
10.最終兵器は君の手に

兇器=凶器(この場合「凶」は「兇」の代用字なので意味は同じです)
 <でも蛇足な説明>
  *凶…「凵(あな)+メ印(交差してもがく)」の会意文字で、落とし穴にはまるような恐ろしさを意味する。
  *兇…「儿(ひと)+凶」で、恐ろしい人や事柄のこと。


<甘い・苦い>
 甘いものはカロリーが豊富で栄養のあるものが多く、特に赤ん坊や子どもはこれを好む。逆に腐っている危険性がある「酸っぱいもの」や、毒かもしれない「苦いもの」は嫌うことが多い。人は生まれながらに「甘いもの=体によいもの」「苦いもの=体に悪いもの」という認識を持つことで身を守っているとされる。
 動物に苦い抹茶の粉をかけた餌を与えたところ、肉食草食に関わらず吐き出したり放り投げたりと、チンパンジーも含め決して食べる動物はいなかった。
 成人であっても苦いものを口にした時は子どもと同じく脳に激しい反応が見られ、脳内では同様に「苦い=毒」と感じているが、ヒトは経験によって「苦いもの」が必ずしも毒ではないと学習し、あるいは嗜好品とする。

*当サイト内のお題集は、取捨選択の上ご自由に組み合わせを変えて下さって結構です。
武器のお題集も、「ひとつめ」と「ふたつめ」からお気に召したお題だけを拾って、全く違う組み合わせにしてみるのも一興かと。

(2009/10/02)