童話よう

01.また踊れる日を待ち焦がれながら、操り人形は眠りにつきました
02.そうして幸せな鳥は空を飛ぶことをやめました
03.嘘つき狐は「だいすき」と言って、涙をはらはらと零しました
04.仮面は砕けて雪に融けていきました
05.そう、お菓子の家には寂しがり屋の狼が住んでいたのです

踊る… リズムに合わせて体を動かす。また、何かに操られて行動する。

(2010/04/01)